あまりに無能な旅行会社エーティービー(元マップツアー) | つぶやきかさこ

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今年のGWはすごい!
2日間休むと10連休になる。
まだ休めるかどうかわからないが、航空券がいくらぐらいするのか、
チケットが取れるのか、打診することにした。

日程と料金から考えるに近場の中国を選んだ。
ヨーロッパやアフリカはチケットだけで20万円なんてことになりかねないからだ。
場所は、中国・雲南省の大理という場所。
当然、圧倒的にチケットが安い、ネット旅行代理店のアルキカタドットコムに依頼する。
しかし、場所が辺鄙なせいか、チケット手配できないという。
仕方がないので旅行会社に頼むことにする。
HISは前にウルムチまでのチケットを打診した時、
ウルムチの場所も知らず、しかもえらく高かったので、
前にウルムチまでチケットをとってもらったマップツアー(現エーティービー)に打診してみた。

打診したのはGWで成田ー大理の往復。
しかしまず担当者から電話があった時に、「昆明経由ですね」というので、
「ふざけるな」といった。
単純に大理に近い雲南の拠点となる大都市が昆明で、
しかも日本から直行便があるから、安易に昆明経由といったのだろうが、
出発日が限られてしまうし、まして日本の航空会社だから高い。

わざわざ高いチケットを手配する必要はない。
中国なんだから、北京でも上海でも広州でもどこでもいいから、
ひとまず日本から中国の安いところまでのチケットを手配し、
そこから大理の国内線を手配すればいいわけだ。
だから「昆明経由ではなく、安い上海とか広州とかどこでもいいいから、
中国系の航空会社にしてくれ」とお願いした。

それからしばらくして、ファックスが届いたのを見てまたびっくり。
確かに言われた通り、広州経由で手配しているのだが、
その後、広州ー昆明、昆明ー大理とわざわざ乗り継ぎにしているのだ。

広州から大理は直接飛行機が飛んでいるのだから、
わざわざ昆明で乗り継ぐ必要なんかまったくないわけである。
日本国内線のわかりやすいたとえでいえば、福岡ー仙台と買えばいいのに、
わざわざ福岡ー東京、東京ー仙台と手配した大馬鹿者ということになる。
ようは、この担当者は昆明は知っているが大理は知らないから、
とりあえずなんでもかんでも昆明を経由しなければいけないと思い込んでいるのだろう。

しかし、バカなのはそれだけではなかった。
成田ー広州にノースウエスト航空を使っているのだが、往復10万円もするのだ。
おいおい、GWでもこんなに高くはないでしょう。
私はバカな旅行会社への不信感を募らせ、アルキカタドットコムほか、
他のネット旅行代理店でまったく同じ路線を同じ日程で調べたところ、
73000円ないし78000円である。
同じ飛行機で27000円も違う。詐欺ですよ。これは。

結局バカなこの旅行会社には二度と頼まないことにして、
面倒だが、手配するとしたらアルキカタドットコムで成田ー広州を予約し、
広州ー大理は直接、日本にある中国南方航空にお願いしようと思っている。
というのも中国の国内線は格安にはならないので、
別に旅行代理店を通そうが、直接航空会社で買おうが値段は変わりないのだ。
といってもあの旅行会社のようなバカな乗り継ぎルートを選ばれると、
55000円という値段になり、直接、中国南方航空に聞いたら、4万円前後だという。

みなさんも航空券手配の時は、旅行会社は気をつけてほしい。
担当者のレベルで手配の仕方が変わってしまうからだ。
特に大手格安航空券旅行社ほど、専門性がなく社員を大勢雇っているから、
まったく世界の都市に詳しくない。
だから上記のようなことが起こってしまうのだ。

辺鄙なところこそ、対人営業力のある旅行会社手配の方がいいと思ったのに、
皮肉な結果となってしまった。