当てにならない天気予報&大黒町夕景写真 | つぶやきかさこ

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私はこのところ、土日はどこかに何かを撮影したいと思っているので、
毎週毎週天気予報を気にしている。
天気予報は非常に嘘つきで、外れる度合いも多いのだが、
前日に自分で夜空を見ることと、天気予報でも、
テレビの大雑把な意味のない天気予報ではなく、
インターネットのヤフー天気予報で、
区別の時間ごと詳細天気予報を直前に見ることでだいたいの予測はできる。
しかし、今週はまんまとやられてしまった。

4/2(土)はくもり、4/3(日)はくもりのち雨。
土曜日は当たった。
くもり予報だったので昼間写真はムリだなと判断し、
まあ夜景なら多少くもりでも大丈夫だろうということで、
夜景のみの撮影に土曜日は出掛けた。

そして日曜日。起きると晴れ渡っているのである。
にもかかわらずリアルタイムの天気予報を見てもくもりとのたまいている。
そして、午後から雨が降ると。
しかししかし、ずっと晴れ渡っていた。
私は神奈川の天気予報を見ているわけではない。
鶴見区という限定した予報を見ているのに、まったくリアルタイムから外れてしまっているのだ。

相変わらず18時はくもりで21時は雨という予報。
おいおいほんとかなと思い、面倒だが雨雲レーダー予想を見る。
これを見るのが一番確実だからだ。
夜20時30分になっても雨雲は神奈川県にはやってこない。
西の方に徐々に迫ってくるだけだ。
16時30分、相変わらず晴れ渡っている空を見て、私はあわてて撮影に出掛けることにした。
この時間、晴れているなら夕景を撮りたいと。

夕日が沈んでしまうのは今はだいたい18時ぐらい。
空が赤く染まりきれいな夕景が撮れるのは、17時30分前後だ。
そんなに遠方まではいけない。
そして、工場地帯と夕景を撮るためには、
西の方角に工場がある場所でなくてはならない。

これまで何度か京浜工業地帯を撮影しにいったのだが、
夕日の方角は、工場がある海とは正反対の、町の方なのだ。
だから工場と夕日というより、町と夕日になってしまう。
それでは意味がない。

鶴見川のぼりのために買った神奈川県地図を開き、
これからすぐ行ける場所で西の方角に工場があるであろう場所を探す。
1つ、良さそうな場所があった。
生麦駅南にある大黒町だ。
生麦事件のあった生麦を通り、キリンビール工場を南下し、橋を渡ると大黒町。
(ちなみにさらにその先は大黒ふ頭があり、横浜ベイブリッジがある)。
地図を見ると工場ではなくやや倉庫群が多そうな感じが気になるが、
まあ撮れなかったら撮れなかったでいい。
とにかく行ってみることだと思い、あわててチャリをすっ飛ばした。

鶴見駅から花月園を通って生麦に向かう途中、
ろくに歩道もない道の両脇に、鶴見駅に向かって歩く異様な群衆を目にする。
花月園で競輪があってちょうど終わったところのようなのだ。

大学生の頃、豊田に住んでいたこともあって、またナリタブライアンだとか武豊だとか、
競馬が流行ったこともあって、私は一時期毎週競馬に行っていた時期もあるのだが、
そこで見る人たちより「質」が悪い集団だった。
ほとんどが酔っ払いのようで、何事かうわごとをいい、
髪はぼさぼさで汚い服着てだらしない格好で歩いている葬列。
競輪は一時期の競馬のような大衆化はされておらず、
それこそギャンブルをやっている親父たちの聖域として残されているのだろう。

それを横目に私は急ぐ。
本当は鶴見駅付近で線路を渡って海側に出てしまえばいいのだが、
鶴見駅そばには日本全国有数の、
古くからの開かずの踏み切りがあるので有名なので、
そこは避けて通っていった。

幸いにして急いだおかげと多少の場所に恵まれ、何点か夕景が撮れた。
日中外れた天気予報も夜になるにつれ当たったのか、
夕日はすぐに雲に隠れてしまった。
まあそんなドタバタで撮った大黒町の夕景をご覧ください。

大黒町・夕景