つぶやきかさこ

つぶやきかさこ

カメライター(カメラマン&ライター)かさこの毎日更新ブログ。政治・金融・社会問題から旅行記、写真などさまざまな話題を提供します。ホームページhttp://www.kasako.com/

Amebaでブログを始めよう!

漫画、イラスト、ゲームなどの背景を描くのに参考となる資料集です。

・ヨーロッパの邸宅・宮殿・教会
ヨーロッパ9ヵ国のゴシック・ファンタジー様式美が結集。全700カット以上収録
http://www.amazon.co.jp/dp/4766122348/ref=as_li_tf_til?tag=syohyou-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4766122348&adid=1ANA98EGF7THQ6ZMAJQC&&ref-refURL=http%3A%2F%2Fwww.kasako.com%2Fprofile.html

・ヨーロッパの町並・路地裏・村
ヨーロッパ9カ国の街や路地裏、郊外の村々を収録。全600カット以上!
http://www.amazon.co.jp/dp/4766121953?tag=syohyou-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4766121953&adid=0FXHD3VYDNNEB3KTYCEX&&ref-refURL=http%3A%2F%2Fwww.kasako.com%2Fprofile.html

・戦う場所
戦闘、格闘、ケンカの場面で使える写真を集めた写真資料集。600カット以上収録。
http://www.amazon.co.jp/dp/4844362542/ref=as_li_tf_til?tag=syohyou-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4844362542&adid=1KH9PKF0EXGKJECB2TQV&&ref-refURL=http%3A%2F%2Fwww.kasako.com%2Fprofile.html

・学校・学院・学園
女学院、小学校、中学校、高等学校、男子校、地方の分校など全550カット以上収録。
http://www.amazon.co.jp/dp/4766118790?tag=syohyou-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4766118790&adid=1M7Z4WPAS9GF29J1JZX2&&ref-refURL=http%3A%2F%2Fwww.kasako.com%2Fprofile.html

・洋館・洋風建築
明治・大正・昭和初期に建築された洋館・擬洋風洋館の外観・内観写真を650カット以上収録。
http://www.amazon.co.jp/dp/4766119231?tag=syohyou-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4766119231&adid=1XYBM4P3YYEM118ZM7QY&&ref-refURL=http%3A%2F%2Fwww.kasako.com%2Fprofile.html

・団地・路地裏・商店街
日本各地の団地・路地裏・商店街・市場・映画館etc。全600カット以上収録。
http://www.amazon.co.jp/dp/4766118294?tag=syohyou-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4766118294&adid=0EFNTHP7RN936G8DK8XT&&ref-refURL=http%3A%2F%2Fwww.kasako.com%2Fprofile.html

・会社・オフィス街・高層ビル群
一流企業からシェアオフィスまで、様々なタイプの最新オフィス・内部を網羅。全700カット以上収録。
http://www.amazon.co.jp/dp/4766121317?tag=syohyou-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4766121317&adid=0M1B0G9017JFTD7PJS6M&&ref-refURL=http%3A%2F%2Fwww.kasako.com%2Fprofile.html

・警察・病院・消防署・ハイパーレスキュー
警察・病院・消防署・ハイパーレスキューの内部など一般では入手不可な写真を全650カット以上収録。
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・歓楽街・繁華街・夜の街
全国の歓楽街・繁華街に加えゲイバー、ホストクラブ、ライブハウスなどの店舗内写真も撮影。全650カット以上収録。
http://www.amazon.co.jp/dp/4766120116?tag=syohyou-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4766120116&adid=0NCWWT2ZBAX1QY30N1M9&&ref-refURL=http%3A%2F%2Fwww.kasako.com%2Fprofile.html

・城・甲冑・古戦場・武具
全国24カ所の名城に加え、関ヶ原など10の古戦場、甲冑写真など全650カット以上掲載!
http://www.amazon.co.jp/dp/4766120280?tag=syohyou-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4766120280&adid=12PA107P1PPVR0NGRPP1&&ref-refURL=http%3A%2F%2Fwww.kasako.com%2Fprofile.html

・工場地帯・コンビナート
京浜・京葉・阪神・中京・仙台湾・北九州工業地帯etc全400カット以上収録。
http://www.amazon.co.jp/dp/4766118200?tag=syohyou-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4766118200&adid=0KTKWQKF3JD39B3HGAF8&&ref-refURL=http%3A%2F%2Fwww.kasako.com%2Fprofile.html

・奇観建築・王宮・産業遺産・廃墟
国内外の変わった建造物や廃墟、遺跡、産業遺産など全650カット以上掲載!
http://www.amazon.co.jp/dp/4766120299?tag=syohyou-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4766120299&adid=07QBF9X9CRE3DRNT5JF6&&ref-refURL=http%3A%2F%2Fwww.kasako.com%2Fprofile.html


sarakin

漫画「ナニワ金融道」の現代版!ついに発売!!
かさこが消費者金融で働いた実体験をもとに描かれた現代サラ金道が、2005年9月下旬についに単行本発売決定!
どこにでもいる普通の青年が、金にまつわる人間の悲喜劇に巻き込まれながら、
立派な金融マンになっていく姿を描いていく、金融に詳しくない方でも読める、おもしろ実録日誌です。
ぜひお買い上げください!!!

http://kasako.web.infoseek.co.jp/sarakin.files/sarakintop.html

インファナルアフェア1がとてもおもしろかったので、
すごく期待して見たんだけど、つまらない。
見ない方がいいです。

なぜか。
1より過去の話だから。
だから誰が死んで誰が生き残るか、
最後にどうなるか、みんなわかってしまう。
ストーリーが読めてしまったら、この手のアクション映画は、
なんもおもしろくない。
単なる1へ行くための説明なのだから。

結局1がおもしろくってヒットしたから、後付けで過去の話をつくって、
映画にして儲けようってそういうことでしょう。

3は1より未来の話らしいので見る価値はあるかもしれないけど、
結局、1が一番おもしろいってことになりかねなさそうだな。

つまらない2を見て、1で口直ししたい感じがした。
せっかく1がおもしろいのだから、その評価を下げるような、
意味のない続編は作ってほしくないな。

・映画論評

新作レンタルで期待して早速借りてきた。
事実をもとにした作品なので外れも少ないだろうと思っていた。
しかし、とことんくずですね。開いた口がふさがらない。
これは映画と呼んでいいのでしょうか?
こんなものが商品として世の中に成り立ってしまうのでしょうか。
製作スタッフは恥ずかしくないのかな。

事実に基づいているからテーマとかストーリーはしっかりしているわけです。
それをいかにダメに見せるかという観点から撮っているような作品。
せっかくのテーマが台無し。もうどうしようもないです。

一言でいえば悲惨なテーマ、深刻な問題を、格好良く撮ろうとしている。
それがダメな根源ですね。
配役にしても流れるBGMにしてもくさいセリフにしても映し方にしても。

物語を簡単に説明すると、お母さんがどっかにいっちゃって、
12歳以下の子供たち4人が暮らす話。
どんどんお金がなくなってきて悲惨な生活になり、
ついには子供一人が死んでしまう。そういう話です。

ところがそういう悲惨さがまったく伝わってこない。
わざとそうしてるんだろうけど、それがわざとらしくて、
作り物の映画に見えてしまう。とても事実をもとにした話とは思えないわけです。
撮り方もほんと見え見えのいやらしさ。
たとえばお母さんが前に娘につけてくれたマニュキュアの爪が、
お母さんが帰ってこなくなってしまったからどんどん落ちてしまっている、
みたいなものをあからさまに娘の爪だけだらだら長く映したりする。
そういう狙いが見え見えのものが多すぎてかつ長すぎて、
「そんなことわかってるよ!」と思うわけです。
そういうのはもっとさりげなく、視聴者が気づくか気づかないかのディテールとしてやれば、
それがより効果的になるのに、そういうディテールをこれみよがしにやられると引いてしまうわけですよ。

全体にいえることはむやみやたらに長すぎる。
もっとシーンの長短をつけないと、だらだら間延びした映画になりかねない。
意味もなくずっと同じシーンを必要以上に長く映し続ける傾向があり、
そのせいで2時間30分ほど時間をくってしまっている。
意味のない長さはしらけさせるだけです。

一番許せなかったのは妹の死。
つまり親がほったらかしにしてその結果、子供が一人犠牲になってしまったけど、
それは誰も知らないまま、時が流れてしまうという大事なシーンなわけです。
しかしね、死体を埋める時の主人公のセリフがあまりに下手かつ情けない。
「すごくすごく冷たくなってて、それが、それが・・・」

わざとらし過ぎる。情がこもってない。
本当に妹が死んで子供がそんなしごくまっとうなセリフをいうだろうか。
もっと動揺したり、もっと感情的になったり、
逆に事実が受け止められず無感情になったりとか、多分そういう身に迫った感があると思うんだけど、
あのシーンを見ても主人公の悲しさが伝わってこない。

さらによくないのはそこに登校拒否の中学生だか高校生の女の子を登場させていること。
「誰も知らない」というテーマを貫くには、
妹を埋葬するシーンは兄と姉とかでやってもらいたいわけですよ。
そこに外部のまっとうな家庭の女の子が登場してしまう。
お母さんがいないぐらいならまだしても人一人死んでしまったら、
普通、その女の子はもっと動揺したり、下手をするとどっかにばれてしまったりするんじゃないか。

人が死んでもそれに中途半端につきあって、
しかもそれをこれみよがしに、真っ白なブラウスが埋葬したから土で汚れましたみたいな、
ほんとこういうわざとらしいいかにもというのは吐き気がします。
そんなことしなくても、この凄まじさは伝わるわけじゃないですか。
もっとさりげなくやってほしいですね。

この女の子も主人公もお母さん役もそうだけど、
なんかみんな格好良すぎるのがすごく違和感があった。
この事実のもとになったキャラクターを反映しているのだろうか。
もっとくせがあったりとかちょっとどこかずれてしまっているようなところがあるとか、
普通の人とは違う臭気みたいなものを出せるキャラクターに配役すべきじゃないか。
なんだか、みんなまっとうすぎて、頭で作ったできすぎの学園劇みたいになっている。

あとは描き方が下手なのか、事実もそうだったのかはわからないけど、
この家庭の現実が「誰も知らない」ことにならないんじゃないかというシーンが、
何度となくこの映画では描かれてしまっている。
たとえば家賃を全然払えなくなっているから、一度上の階に住んでいる大家さんに子供だけの生活を見られてしまう。
その後、何ヵ月も家賃を払っていないわけだから、
大家に見つかりそうなもんですよ。
あとは、コンビニのアルバイトにも家庭事情を話してしまっている。
そのアルバイトは警察に言った方がとかいっている。
そういうところから漏れる可能性高いんじゃないのと思ってしまう。
そして登校拒否の女の子。あの子は頻繁に出入りしていて、一人の死にも直面してる。
いくらなんでもそこまで来たら何らかの形でばれちゃうんじゃないの?
あとは子供の姿があきらかにみすぼらしくなり、
服が汚れ髪がぼさぼさになっていて公園で洗濯とかしてる。
そういうところからばれないのかなと思う。

事実は上記のようなことをしているけど、今は誰もが他人に無関心な世の中だからわからなかった、
ってことになるんだろうけど、この映画の描き方をみていると、
大家にしてもコンビニ店員にしても女の子にしても、
そういう今時の無関心人に見えない。
これは映画の描き方が下手だからでしょう。配役もそうだし選んだ場所とかもそうだろうし。

せっかくテーマがいいのだから、こんなテーマを台無しにするような描き方をしても、
何も伝わらない。
こんな無意味な描き方をするなら、この事実を特集で組んで、
なぜこういう事件が起きたのかを考える、
ニュース番組の20分ぐらいの特集映像で十分だと思う。

ほんとくずです。

・映画論評

相も変わらず未だにライブドアが悪者にされているが、
昨日のWBS(ワールドビジネスサテライト)でもやっていたが、
テレビ・ラジオがネットに飲み込まれることは必然だ。
フジテレビのバカがどう騒ごうが目じゃない。
問題はネット間同士の争いなのだ。
だからこそライブドアはヤフーという圧倒的シェアを占めるポータルに追いつくために、
多少ムリを承知でニッポン放送買収という挙に及んだわけだ。

なべつねが清原のピアスに文句をいったり、堀江君に文句をいったりしているわけだが、
堀江潰しのために談合した楽天の方が、
巨人戦より集客しているという大変なことになっている。
なべつねもアホだが、若手重視の原監督を辞めさせ、
あんなにも無為無策とは思わなかった堀内監督のジーコ並、いやそれ以下の選手起用で、
昨日もまた負けた。

野球は投手である。それを若手投手を使わず工藤だの桑田だの老人を未だに使っている。
そして打「線」でなく、ビッグネームだけずらずら並べた情けないオーダーで、勝てない。
清原を戦力外といっていた男が不振の清原を4番に固定するあたり、
中田をこれまで呼ばなかったのに、呼んだ途端、チームの中心にすえて混乱を招いた、
ジーコ監督とそっくりだな。

話はそれたが、インターネットはより集客するためにコンテンツ取得争いをしているわけで、
楽天が野球チームを持ったというわけだ。
しかし私は楽天の新球団は失敗に終わるとふんでいる。
今は真新しいから注目されているだけで、多分飽きられる。
今だけだと思うよ。

その点、新球団を持てなかったライブドアは助かったわけだけど、
結局一番トクをしたのはダイエーを買えたヤフーである。
あれは非常に大きい。
ヤフーが野球騒動で一番トクをしたな。

まあそれは今回のニッポン放送騒動で急に出てきたソフトバンク系の北尾君なる人物である。
バカなフジテレビは藁をもすがる気持ちで頼ったのだろうが、
テレビ朝日を買収した張本人に助けを求めるあたり、
斜陽産業の象徴的出来事だよなと思う。
北尾君は偉そうに敵対的買収はよくないと我が物顔に批判しているわけだけど、
あんたこそ敵対的買収をしてしかも失敗した本人でしょとあちこちから突っ込まれている。

北尾君ってほんと「人相」が悪いよな。
人の「心」ってものは顔の表情、人相に出るんです。
堀江君の人相見て御覧なさい。
単なる術策が下手で子供のような純朴さも残して夢見る若手経営者って感じで、
わあわあ老害たちが恐れを抱く必要はないんだけど、
ほんと北尾君ってのはひどいよな。
あの人相。私がフジテレビだったらあの顔見ただけでパートナーになるのはお断りすると思う。
週刊誌などでも書かれているが、野村證券自体もあの傲慢な態度で不評を買っていたらしい。
仕事はできるが傲慢すぎて人がついてこない。当然だろうな。

話はそれる一方だが、ようはテレビなんか目じゃなくって、
ネット企業が次代の主導権を握るために争っているのだが、
楽天がその一貫として漫画「サラリーマン金太郎」の新連載をはじめるという。
情けないサービスだな、三木谷君。
アニメならともかく、漫画はちょっとネットというメディアには向かないと思う。
そういう形で作品が提供されてしまうことに漫画家にプライドやこだわりはないのだろうか。
文章ならともかく、アニメならともかく、
漫画はネットで読むよりやっぱり紙でめくる感覚が一番楽しく読めると私は思う。
漫画はネットには向いていない。そんな形で作品が配信されて恥ずかしくないのだろうか。

そんな風に三強が必死に既存コンテンツを無理やり引っ張りこもうと右往左往している中で、
これこそインターネットメディアだという画期的サービスが登場した。
株式会社USEN がはじめた完全無料ブロードバンド放送、
パソコンテレビ「 GyaO (ギャオ)」である(本放送を4月25日より開始する。試験放送はすで開始されている)。

これこそまさしくテレビやラジオが消えてなくなる新しい形のコンテンツ提供形式だ。
と発表した。なお、試験放送は4月6日より開始する。 サービス開始当初の配信コンテンツは、
「映画」「ドラマ」「音楽」「アイドル・グラビア」「バラエティー」「アニメ」
「ニュース」「ラジオ」「スポーツ」「ドキュメンタリー」「教育・学習」「映像ブログ」の計12カテゴリ。
まだ試験放送なのでなんともいえないが、上記のようなカテゴリはまさしく、
テレビ・ラジオがネットにとってかわられ、
しかも視聴者がテレビやラジオの番組放送時間に縛られることなく、
自分の好きなものを好きな時間に見ることができるネットならではのサービスなのだ。

まあ他社もあわてて追随するだろうけど、このUSENのサービスこそ、
次代の動画情報コンテンツのビジネスモデルの原型といえるだろう。
このコンテンツが充実してくれば、ほんと、既存のテレビ局もラジオ局もいらないです。
過去のコンテンツ(番組)提供する以外、彼らの存在意義はない。

こういうサービスをはじめようと思ったからこそ、USENは、
今年の3月に有線ブロードネットワークスという社名から、USENに変えたわけだ。
私はなぜ彼らがわざわざそんなしょうもない社名変更を大々的に告知してるのかなと、
その時のニュースを見て思ったのだが、このようなサービスをやっていくための布石だったんだな。

ますますネットで視聴者が便利になる。
ニッポン放送の社員もフジテレビの社員も、制作ノウハウを持っている連中は、
さっさと転職考えた方がいいでしょうね。

By かさこワールド

問題のある集団が手っ取り早くまとまるためには、
集団外にでっちあげてもいいから「敵(悪者)」を作ることである。
外部に敵を作れば内部の本質的な問題から目をそらさせることができるわけだ。

この観点から最近の3つのニュースが読み取れる。
中国の過剰な反日運動。これはまさしくこのカテゴライズに当てはまる。
日本が安保理の常任理事国になることに対して、猛反発が起き、
中国各地で日系スーパーが襲撃され、数千人規模のデモにまで発展しているという。

もちろんこういっは根強い反日運動が繰り返されるのは、
日本自身の姿勢や対応に問題があることも大きな一因である。
アメリカに騙され、アメリカの武器を購入するために、
アメリカと同じくして中国を仮想敵国にしたり、
こともあろうに、こんな反日騒ぎのひどい時に、
火に油を注ぐかのように教科書検定が発表され、
ことごとく日本の残忍な侵略記載が削られた。
これでは中国が怒るのも仕方がないかもしれない。

しかし、と思う。
今回起こしているデモや騒動の大半が20代の若者中心だというのだ。
つまり、日本が犯した過去の過ちを実体験させられた年配世代ではないという点だ。
ようは、観念だけの反日なのである。

20代の中国人が生きている間に、日本がひどい行いをしたことはないだろう。
にもかかわらずこのような過剰反応するのは、
明らかに中国政府による民主化防衛のための過度な愛国教育が原因だ。

中国の若者のパワーが政府に向いたのが1989年の天安門事件である。
中国の若者が堂々と既成勢力に文句を言って行動してしまった。
この衝撃から中国はこの種の民主化運動を徹底的に弾圧するだけでなく、
そのような発想を生まないよう、若者に過度な愛国教育と、
そのために日本敵国思想を植え込んだというわけだ。
だから観念でしかない中国人の若者が、いわば若さゆえの有り余るパワーを、
民主化しない中国政府に向けることなく、最も手っ取り早い日本に向いたというわけだ。

私は中国に何度か取材や旅行で行っているが、
中国東北地方などは特に旧満州国であることから、
反日モニュメントとしての博物館や記念館などが、1990年代に新設されているのをこの目で見た。
確かに、日本はひどいことをした。
しかし、それが単なる歴史的事実の理解だけにとどまらず、
度を過ぎて中国愛国主義に結びつけようとする意図がみえみえなのだ。

このようないわば「洗脳」によって、今の若者の力を、
内部の問題に向かせることなく、外の敵国=日本に向けることに成功したのだろう。
急激な経済成長による貧富の差の拡大や、経済自由度と伴わない政治的自由度の低さが、
日々、中国人の中に鬱積していて、日本の安保理問題が格好の的になったわけである。
こうして日本を敵にさせておけば、中国政府権力維持には好都合なのだろう。

外に敵を作って内部の結束を固める2つ目の例は、
先のワールドカップ・アジア最終予選の北朝鮮VSイラン戦だろう。
審判およびイラン選手に文句をいい、試合が終わっても観客が取り囲むなどして、
騒然とした前代未聞の状況だったらしい。
もちろん、審判の判定そのものもおかしさはあるにせよ、
それにしてもちょっと異常事態だ。
結局これも、常に不満がくすぶっている北朝鮮人民のある種のガス抜きみたいなもので、
どうせ政府なり警察なりなんなり、権力側が煽ったのだろう。
そういう外にパワーを費やしてくれれば体制批判へのエネルギーを削げるという原理だ。

この2つの例をみてわかるように、政治的圧力下におけるストレス発散の場を外に設けることで、
自分たちの権力保持につとめる極めて単純なやり方だといえる。

さて最後の例、これがアメリカである。
ご存知の通り2001.9.11以来のアメリカの保守化はちょっと尋常ではない。
「テロとの戦い」という相手不定の漠然とした仮想敵ではわかりにくいから、
「悪の枢軸」という具体的な国名をあげることで、
国民の意識を外に向け、財政赤字・貿易赤字というとんでもない財政危機状況から目をそらせ、
ブッシュという無能なリーダーを再選させる後押しにさせたのだ。

この原理は中国政府や北朝鮮政府のやり口とまったく変わらない。
外に敵を作ることで国内問題は目をつぶらせたわけである。
だからブッシュが再選された。

実は日本だって変わりはない。
過剰な北朝鮮拉致問題のヒステリック的取り上げ方にしても、
北朝鮮というわかりやすい悪者を作ることで、 日本国民をまとめやすくさせようという魂胆だ。
しかしこの点、日本政府は実に冷静に対応していて、
むしろマスコミが弱腰だといってあらぬ方向へと煽っているという、
逆説的な状況が現出しているのは興味深いことかもしれない。

敵を作ることでしか団結できない集団は、内部そのものに矛盾や問題を抱えている証拠だから、
いずれその化けの皮がはがれることはあるのだが、
この種の最も単純なプロパガンダによる洗脳は、
時にとんでもない行動を引き起こす可能性が高いので、
日本も未だ進歩のない教科書作ってないで、
なるべく洗脳国家を刺激しないように、
かつ内部問題に気づかせるような外交力が必要な時代なのだろう。

By かさこワールド

簡単に更新できる日記形式のブログが話題になってだいぶ時がたつ。
ライブドアによるニッポン放送株取得問題でも、
堀江君が「ブログでみんなニュースを流す時代だ」みたいなことを言ったばかり、
そこだけ揚げ足をとって「何がブログだ。ジャーナリズムでもなんでもないじゃないか」と批判している。
しかし最近のニュースを見るに、ブログはブログとしてそれなりの存在意義があるようだ。

まず、愛知万博関連のブログや個人HPが最近人気なのだそうだ。
その理由は「ガイドブックでは得られない裏技や耳寄りな情報が多い」からだそうだ。
確かにブログは個人の主観で書かれており、情報の真偽は定かではない。
しかし、万博が実際に開催される前にマスコミの取材のためだけに公開されたような、
オフィシャルな情報では、教科書的にはいいかもしれないが、
実際に行って役立つ情報は少ないのではないか。
ブログや個人サイトでは、プレスとして参加したのではなく、
一入場者として万博に行き、そこでこのパビリオンがこんなに並んでいただとか、
このパビリオンは午後が空いているといった生きた情報がリアルタイムに流され、
来場者の役に立っているそうだ。
すべてのブログがいいとはいえないし、ブログを「ジャーナリズム」という大仰な言葉でくくるかは別にしても、
口コミ情報の共有化かできる個人のネット配信情報はそれなりの役割を今後も果たしていくだろう。

アメリカのブログはかなり進んでいるらしい。
アメリカではブログがいまやジャーナリズムの1つとして認識されており、
そこの言論によって実際にメディアの不備をついたり世の中を動かす影響を与えているという。
日本のブログがそのような形で発展するかはわからないが、
アメリカでは堀江君がいった「バカなこと」が現実になっているのだ。

既存メディアの情報配信の「ひどさ」もブログ興隆させる素地になっている。
先日とんでもないニュースがあったのだが、
朝日新聞社が週刊朝日の連載企画に対する「編集協力費」名目で、
消費者金融大手・武富士から5000万円の提供を受けたという。
しかもそれを報じた週刊文春の朝日新聞に載った広告がその一部を黒塗りにしたのだ。

これが多かれ少なかれ既存メディアの現状である。
武富士から5000万円もの金をメディアが受け取る。
これはどう考えても尋常じゃない。
この金をもらえば武富士に不利な記事は一切抹殺されてしまうわけである。
この種のことは週刊誌に限らず、新聞やテレビだってそうだろう。
広告費で成り立っているメディアが金の力が非常に大きい広告お得意主の批判記事が書けるのかという問題だ。

広告は広告、編集は編集という区分けをしっかりしなければ、ジャーナリズムでもなんでもない。
ただの広告主の宣伝にしか過ぎない。

ニッポン放送がライブドアは番組に口を出すなとか偉そうなことをいっているけど、
一にも二にも「スポンサーのため」とごまする態度をみるに、
ラジオも健全なジャーナリズムが成り立ってないんだろうなと想像できる。

武富士のように現生5000万円送り付けなくても、
「武富士の批判記事を載せたら電通から一切広告が入らなくなる」みたいな圧力をかけられたら、
いくら国民のための批判記事取材をしても抹殺せざるを得ないわけだ。
これが既存メディアの限界点である。

別にブログが正しいわけじゃないが、
既存メディアがいかにも公平で正義にあふれた記事だと思ったら大間違えだということから出発する必要がある。

ネットの個人による情報発信は単なる口コミ情報だと思えばいいのだ。
インターネットといった途端、頭の硬い年寄り連中がそんなもの信じられるかみたいな捉え方をするが、
インターネットがない時代は口コミがあったわけだ。
その口コミ情報が多くの人に広めることができる。
それがブログであり個人HPなんだと思う。

私が実験的にはじめたアメーバブログも、私が登録した時は10万人だったのが、18万人にまでふくれあがっている。
まあ役に立つものは少ないけど、ある種の存在意義があることは認めなければならないだろう。
それはブログに限らず個人ホームページでもそうだと思うけど。

内容は本当は一億総評論家みたいな内容じゃなくって、
たとえば私が4月1日に書いた旅行会社の不手際みたいな、
実際にその個人が体験したことで、他の人も役立つみたいなことがいいんだろうな。

私はめっきりアメーバブログは更新していないのだが、
4月からブログ機能がリニューアルされたらしく、さらに更新が楽になったので、
昨日まとめて10日分ぐらいのつぶやきかさこをのっけたら、
20アクセスぐらいしかなかったのが途端100アクセスになっていた。
まあそれは単なる数字の問題で、ホームページの方が長年やっているせいか、
数値的にアクセス数がそこまでいかなくても、また何か特定の感想メールがこなくても、
読んでくれている人がいて、それに対してプラスマイナスはともなく、
何かしらの影響を与えているんだなという感触は持ちやすいのだが。
私はこのところ、土日はどこかに何かを撮影したいと思っているので、
毎週毎週天気予報を気にしている。
天気予報は非常に嘘つきで、外れる度合いも多いのだが、
前日に自分で夜空を見ることと、天気予報でも、
テレビの大雑把な意味のない天気予報ではなく、
インターネットのヤフー天気予報で、
区別の時間ごと詳細天気予報を直前に見ることでだいたいの予測はできる。
しかし、今週はまんまとやられてしまった。

4/2(土)はくもり、4/3(日)はくもりのち雨。
土曜日は当たった。
くもり予報だったので昼間写真はムリだなと判断し、
まあ夜景なら多少くもりでも大丈夫だろうということで、
夜景のみの撮影に土曜日は出掛けた。

そして日曜日。起きると晴れ渡っているのである。
にもかかわらずリアルタイムの天気予報を見てもくもりとのたまいている。
そして、午後から雨が降ると。
しかししかし、ずっと晴れ渡っていた。
私は神奈川の天気予報を見ているわけではない。
鶴見区という限定した予報を見ているのに、まったくリアルタイムから外れてしまっているのだ。

相変わらず18時はくもりで21時は雨という予報。
おいおいほんとかなと思い、面倒だが雨雲レーダー予想を見る。
これを見るのが一番確実だからだ。
夜20時30分になっても雨雲は神奈川県にはやってこない。
西の方に徐々に迫ってくるだけだ。
16時30分、相変わらず晴れ渡っている空を見て、私はあわてて撮影に出掛けることにした。
この時間、晴れているなら夕景を撮りたいと。

夕日が沈んでしまうのは今はだいたい18時ぐらい。
空が赤く染まりきれいな夕景が撮れるのは、17時30分前後だ。
そんなに遠方まではいけない。
そして、工場地帯と夕景を撮るためには、
西の方角に工場がある場所でなくてはならない。

これまで何度か京浜工業地帯を撮影しにいったのだが、
夕日の方角は、工場がある海とは正反対の、町の方なのだ。
だから工場と夕日というより、町と夕日になってしまう。
それでは意味がない。

鶴見川のぼりのために買った神奈川県地図を開き、
これからすぐ行ける場所で西の方角に工場があるであろう場所を探す。
1つ、良さそうな場所があった。
生麦駅南にある大黒町だ。
生麦事件のあった生麦を通り、キリンビール工場を南下し、橋を渡ると大黒町。
(ちなみにさらにその先は大黒ふ頭があり、横浜ベイブリッジがある)。
地図を見ると工場ではなくやや倉庫群が多そうな感じが気になるが、
まあ撮れなかったら撮れなかったでいい。
とにかく行ってみることだと思い、あわててチャリをすっ飛ばした。

鶴見駅から花月園を通って生麦に向かう途中、
ろくに歩道もない道の両脇に、鶴見駅に向かって歩く異様な群衆を目にする。
花月園で競輪があってちょうど終わったところのようなのだ。

大学生の頃、豊田に住んでいたこともあって、またナリタブライアンだとか武豊だとか、
競馬が流行ったこともあって、私は一時期毎週競馬に行っていた時期もあるのだが、
そこで見る人たちより「質」が悪い集団だった。
ほとんどが酔っ払いのようで、何事かうわごとをいい、
髪はぼさぼさで汚い服着てだらしない格好で歩いている葬列。
競輪は一時期の競馬のような大衆化はされておらず、
それこそギャンブルをやっている親父たちの聖域として残されているのだろう。

それを横目に私は急ぐ。
本当は鶴見駅付近で線路を渡って海側に出てしまえばいいのだが、
鶴見駅そばには日本全国有数の、
古くからの開かずの踏み切りがあるので有名なので、
そこは避けて通っていった。

幸いにして急いだおかげと多少の場所に恵まれ、何点か夕景が撮れた。
日中外れた天気予報も夜になるにつれ当たったのか、
夕日はすぐに雲に隠れてしまった。
まあそんなドタバタで撮った大黒町の夕景をご覧ください。

大黒町・夕景